ジェネリック薬品

ジェネリック薬品

ジェネリック薬品は、先発医薬品の後に同等の有効成分を含んでいるお薬として発売されている後発医薬品のことを言います。

そもそも先発医薬品とは、日本で初めて発売される医薬品のことで、製薬会社は新薬の開発のために、莫大な費用をかけています。そのため、ある一定期間までは独占的な販売が許可されているのです。ただ、その期間が過ぎれば他の製薬会社も同様の成分を用いた薬物の製造・販売ができるようになります。この場合、開発費用は安く抑えられるので、先発医薬品よりも安価な費用で製造できるようになります。

なおジェネリック医薬品については、安いのでなんか心配という声も聞かれますが、この場合も薬事法に基づいて製造・販売されています。つまり、品質、有効性、安全性といった項目については、先発医薬品と遜色ないことを証明する必要があり、それらをクリアして厚生労働大臣の承認を得ています。

薬局では、医師が出した処方せんに基づいて調剤していくわけですが、その際にジェネリック薬品があるお薬であれば、後発医薬品での調剤が可能かどうかのご確認をいたします。希望される場合はジェネリックを、希望されない場合は先発医薬品でお薬をお出しします。