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吸入指導
薬剤師による吸入薬の吸入指導とは
薬局では薬剤師による吸入薬を用いた吸入指導も行っています。これは医師が診察した際に吸入薬による治療が必要で、なおかつ吸入指導が必要という場合に処方せんと同時に吸入指導依頼書・吸入指導評価表(使用方法)が発行されます。それをもとに薬剤師が指導していくという内容になります。
そもそも吸入薬とは、薬を口から吸いこむことで、薬剤が肺や気管支といった患部に行き渡るというもので、内服薬よりも効果が高く、即効性もあるとされるものです。主に気管支喘息、COPD(慢性閉塞性肺疾患)などの患者様に使用されています。
使用方法としては、吸入器から薬を吸うという形になるのですが、デバイスによって使い方が異なりますし、正しい吸入方法を習得していないと、必要とされる薬量が肺の中に行き届かずに効果が減弱するということがあります。このようなリスクを避けるために、吸入器の使用方法や正しく使えているかの確認、効能や用法用量の説明などを薬剤師が行うほか、定期的に患者様の使用状況や副作用の有無についても調べていくといったことも行います。
このほか、吸入後の口内に薬剤(ステロイド など)が残ることもありますので、うがいによって、これを落としていくなどアフターケアについてもしっかりレクチャーしていきます。